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今回はポーランドのウオッカについて少し書きます。ポーランド人はウオッカのために誇りを持っていますが、実は酔っぱらいだらけで、アル中の人も多く、アルコール類を作らないほうがいいです。日本の方はまだ想像できないと思います。

2013113日に「ポーランド・ウォッカの日」が制定されました。ポーランド・ウォッカには定義があり、保護されている地理的表示「Polska Wódka ポルスカ・ヴゥドゥカ*(ポーランドのウオッカ)」を使用許可するウォッカが詳細に規定されています。

この名称を使用するためには、以下の条件を満たす必要があります。

まず、ポーランド・ウォッカの製造に使用しないといけないのは、ポーランドの土壌で栽培された5種類の伝統的な穀物(小麦、ライ麦、ライ小麦、大麦、オート麦)もしくはジャガイモだけです。第二に、原料の国内産に加え、製造の全段階(瓶詰めを除く)がポーランド領内で行われなければなりません。これらの条件を満たしたアルコール製品だけが、ポーランド・ウォッカと呼ばれることを許されています。

ポーランドのウォッカを愛飲した世界的に有名な人物の一人が、パブロ・ピカソです。この情報は、アーティストの有名な言葉によって確認することができます:「20世紀の3大発明は、ブルース、キュビズムとポーランド・ウォッカだ」。

ポーランドは、スウェーデン、フランス、ロシアに次ぐ世界第4位のウォッカの生産・輸出国であります。

世界のトップウォッカの中で、有名なŻubrówkaジュブルフカ(日本はズボロッカ)は3にランクインしています。

ポーランドのウォッカにまつわる面白いジョークがあります。ワルシャワの文化科学宮殿の高さは237メートルです。同じ高さの塔を建てるには、半リットル入りのポーランド・ウォッカが約846本必要とします。

* ヴゥドゥカ”と書きましたが 発音は”ヴゥトゥカ”に似ています。なぜかというと、d が k の隣なので、k と同じく無声になってしまいます。なので、d ではなく、t と発音するのが自然的です。文法の話でややこしいと思います。

全てのアルコール類は飲んでもいいと思いますが適当な量で、健康を壊しませんように。

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